たまご屋爺さんの独り言  岡部隕石 20181130

たまご屋爺さんの独り言  岡部隕石 20181130


「今から60年前1958年11月26日午後3時ごろ岡部村(現在の深谷市今泉)で畑仕事をしていた山崎政雄さんと父吉作さんの間に隕石が落下した、、、人の至近距離に落ちた世界的にも珍しい岡部隕石を記念してイベントを開催する、、、云々」
との配布されたビラに興味をもち、近くにある会場の埼玉工業大学ものづくり研究センターへ出かけた。

隕石の落ちた場所は私の自宅から1kmもなく、その地区の知り合いも多い。

会場には50人以上の人が集まり、当時の目撃者山崎政雄さんもすっかり歳をとられたがしっかりと隕石落下の様子を話してくれた。

握りこぶし大の黒光りする隕石が80センチも深く地下に突き刺さっていたという。
これを山崎さんは個人のものとせず、国立科学博物館に寄贈された。
いつもはそこに展示されているが、その日は特別にこの会場へ持ち込まれ参加者は手渡しでじっくり見ることができ嬉しい。

このあと国立科学博物館国立天文台などの専門家の話があリ私には少々難しかった。
短い時間ではあるが宇宙に想いを馳せる時間を持てたことが有り難い。

この会を主催した「岡部隕石60年の会」が中心となり基金を集め立派な記念碑をその落下地点に造った。