2009-01-01から1年間の記事一覧

2009年暮れ

2009年暮れ あと数日で今年も暮れる、いつも年末になるとこの「たまご屋おやじの独り言」をまとめて読み返してみる、だいたい週に一回書いているので年間ではそれでも50編になり、その時々に感じたことなどを書き散らし勝手に送りつけてきた。これらを受け取…

魔法

魔法 8年ほど前に脳梗塞をやって以来手書きで文字を書くのが不自由になった、書いた文字があまりにもみっともないので仕方無しにワープロを使うようになった、これも正式に習ったのではなく自己流である。本当のところは手紙など手書きで書きたいのだが相手…

野菜直売所

野菜直売所私の住んでいる処はあたり一面野菜畑である、その畑は防風林で区切られまた畑が続く、この畑と防風林のコンビネーションが実に美しい、特に秋から冬にかけての紅葉時期は畑にある大根、葱、ブロッコリ、キャベツ、セロリー、、、の緑と防風林の黄…

オムレツライス

オムレツライス先日、東京駅前の丸ビルに用があったので出かけた、会議前に昼飯を済まそうと4階にあるレストランの「グリル満天星」に入った、この店のお薦めはオムレツライスである。 5年前の10月15日、麻布十番にある本店の満天星にわざわざオムレツ…

手帳

手帳 先日、本屋の前を通ったら来年の手帳がずらりと並んでいた、私は手帳に長年年間の予定を書き込んでいる。 私の事務机を開けてみると20年分のそれが出てくる、それもほとんど同じ手帳会社のものだ、途中3年ほど他のものに浮気したが、どういう訳かまた同…

子供のウンチ

子供のウンチ今、末の娘がお産で入院しているのでカミさんがその子供を預かっている。 2歳になったばかりの男の子でどうやら少し喋るようになったが、まだオムツを着けている。カミさんがその子の食事の用意からオムツの取替えとてんてこ舞いしているが、何…

石油を食べる?

石油を食べる?あまり気持ちの良くない話であるが、本当のことを話そう。 現在日本の鶏卵は96%国内で生産されている、牛肉(44%)、豚肉(52%)、鶏肉(70%)など他の畜産物に比べればとても善戦している、だがいずれも国内で生産されているとはいえ、そ…

ワクチン

ワクチン日本で鳥インフルエンザの権威である北海道大学の喜田教授が最近「人、家畜、感染症」公開講演会で次のような発言をされていた。「現在の新型インフルエンザより毎年年間死者何千人を出す従来の季節型インフルエンザの対策が先決でそのワクチンをき…

俳句

俳句 夏を過ぎたころ、朝玄関を開けてみるとそこに白い腹をみせ数匹の油蝉が横たわっていた、人が近づくと最後の力をふりしぼって逃げ出すのもいた。片付けておくとまた翌朝新しい仲間が同じ状態になっていた。それを見て不思議な気持ちにおそわれた。今まで…

古い家族写真

古い家族写真一枚の古い家族写真が出てきた、七人の子供たちとその母親が写っている、みな正装しちゃんとこちらを見ているから写真館で撮ったものであろう。今年亡くなった一番下の弟がお袋の膝に抱かれて赤ちゃんの時だから私が4−5歳の時である、なぜか父親…

健康食品

健康食品いつもは日本経済新聞を読んでいるのだが、久しぶりで朝日新聞を覗いてみた、そしてびっくりした。いずれも10月14日の朝刊であったのだがその記事の内容ではなく広告欄の掲載内容についてである。いつもそうであるのか比較は出来ないがこの日の違い…

ヘボン在日書簡集

ヘボン在日書簡集 私が生まれてから高校生活まで生活の中心は横浜市であった、その後府中市、相模原市、そして現在は深谷市でここが一番長くなるし、終の棲家とする腹を決めた。仕事を始めたのが相模原時代であるがここで結婚し子供たちが生まれた、深谷市で…

先輩の死

先輩の死また一人先輩を亡くした、とても悲しい。この歳になればそれが当たり前のことになるのだがとても辛い。長いお付き合いで日ごろ近くに住んでいられても、ちょいちょい話しを交わす訳でもないが、この人がじっと見守っていてくれると思うだけでこちら…

クレヨンしんちゃん

クレヨンしんちゃんネットでニュースを見ていたら「クレヨンしんちゃんの作者逝去に関する中国の熱い報道」というのがあった、なんの気もなしに読んでみるとこれが面白い。 私は残念ながらこの「クレヨンしんちゃん」という漫画を見たことがないので娘に聞い…

You are what you ate.

You are what you ate.福岡伸一さんの本を読んでいたらこんな言葉が出てきたのでぎくりとした。 You are what you ate.「汝とは、汝の食べたそのものである」西洋の諺だそうだ。言われてみればその通りだが誰でも日常それを意識して食べているわけでもない。…

曼珠沙華

曼珠沙華 いつもの歩き仲間と週一回ほど近くの小山川を歩いている、見馴川公園から川上に向かって一時間ほど、時には一時間半かけて千本桜橋まで行くことがある、同じ道を折り返して来るのだが、不思議なことに景色が微妙に違う。また一週間のうちに季節が確…

動的平衡

動的平衡 このところ面白い本にはまっている、分子生物学者 福岡伸一さんの書くものだ。時代の最先端をゆく分野であるから専門的に書かれたらとても理解出来ず2−3ページ読まないうちに放り出すに違いない、ところがこの先生まだ若いのに専門的分野の話を素人…

1979年中国旅行記

1979年中国旅行記 ぼつぼつと身の回りのものを整理しようと心がけているが、とんとこれが進まない。先日、長年溜め込んだ資料を片付けようと物置小屋に入ったはいいが、これがなかなかはかどらない、取りあえず残す資料だけを選びあとは全部捨てることにした…

フードロス(食品廃棄物)をどうしたら少なく出来るか?

フードロス(食品廃棄物)をどうしたら少なく出来るか? 先日、NHKテレビで朝のニュースを見ていたら、老舗のお菓子屋さんが賞味期限切れ間じかのお菓子を半額でセールをし、お客でごった返していた。 店ではまだ充分食べられるものを廃棄物としてお金を…

貧しくなれば食糧自給率は上がる?

貧しくなれば食糧自給率は上がる? 64回目の終戦記念日を迎えた。私を含め少なくとも70歳以上の人たちは、終戦前後の食糧事情を鮮やかに記憶している、これらの人たちにとっては現在のなんでも手に入る豊かな食生活はもったいなくてしょうがないであろう。同…

ニッポンの農力

ニッポンの農力新聞は日本経済新聞(日経)を主に読んでいる、たまに朝日新聞を覗くがほとんどこれは読まない、ニュースはネットとテレビで見るが、じっくり問題を掘り下げてくれるのは新聞が優れている。その日経が先週「ニッポンの農力」というタイトルで大…

にわかクリスチャン

にわかクリスチャン昨年の12月新横浜教会で洗礼を受けた、その時72歳になっていた。 私の両親は若いときにそれを受けているので、それに比べれば大分遅まきである。 洗礼を受けるにあたって河合牧師は私に三つのことを言われた、毎日お祈りをすること、聖書…

「寺よ、変われ」

「寺よ、変われ」こう暑いと本を読む元気も失せてしまうが、最近珍しく夢中になって読んだ本がある、岩波新書の「寺よ、変われ」 高橋卓志著である。 著者の高橋さんは臨済宗神宮寺の住職で、現在の日本中8万以上あるお寺のありように非常に危機感をいだいている…

“わくわく”ウォーキング教室

“わくわく”ウォーキング教室今年の正月、埼玉県ウォーキング協会の会員となり同時にウォーキング教室の生徒になった。 この教室は月一回、第三土曜日に南浦和駅の近くの北原公園に朝9時半に集まり、その日の教室が始まる。この教室は5回出席すると卒業となる…

スキャナー 二

*スキャナー 二 すこし前のことだが、カトマンズーに居るとき調子にのってインターネットカフェでアクセス出来たことが嬉しく、まるで魔法使いになったようだと騒いでいたが、これをメールまたはブログで見ていた人たちが「危ない、危ない」と忠告してくれ…

スキャナー 一

現役の人たちには申し訳ないが、歳をとってからのパソコン遊びは面白い。 新しい機械(ハード)とそれを動かす仕組み(ソフト)にはなかなかついていけないが、自分の興味のあることになれば勉強も苦にならない。だが初心者用といわれる解説書を何度読んでもた…

スキャナー 一

ちょっと心配な話

同じ深谷市に住みもう40年以上手書きの個人新聞「ならないタイコ」を月一回出されているM先輩がいられる、ひょんなきっかけからその読者の一人となった。その感想などをメールでやりとりしているうちに、私も「たまご屋おやじの独り言」をメールで送るように…

ちょっといい話

世の中悪いことを探せばきりが無い、ましてこのご時勢である。 悪い話をしなければ申し訳ないみたいに新聞、TVなどが騒ぐ、その気で探せばちょっといい話がないでもない。長年の仕事がら世界の穀物事情には自然に眼と耳がいく、たまご屋稼業は飼料原料の価格…

ボケとグーグル

ちょっとカトマンズーに居ただけで頭の様子がおかしくなり、なかなか元に戻らない、新しい環境に慣れにくいと同時にそれに慣れてしまうと、また元の状態に戻りにくいらしい。 もの忘れはますますひどくなり、いつもまわりに迷惑をかけている、そのうち迷惑を…