たまご屋爺さんの独り言 続 凄い本 20210327
珍しくカミさんが夢中になって本を読んでいるのでちょっと覗いてみた。
本の名は「103才、ひとりで生きる作法」篠田桃紅とあった。
著者の桃紅さんは今年(2021)3月107才で亡くなられたが、彼女が生涯書き続けた独特な墨絵の作品は大英博物館やメトロポリタン美術館など世界中の美術館に展示されている。
同時に彼女は多くのエッセイ集をものにし、上記の本はその中の一冊である。
私自身が後期高齢者になったせいか私より年上の人が書かれた本に興味がある、中でもスーパー高齢者となると猶更だ。
男性では少ないが、105歳で亡くなられた聖路加病院の日野原重明先生。
元気の良いのは女性で篠田桃紅さん、いまも活躍されている瀬戸内寂聴(98)さん佐藤愛子さん(96)。
スーパー高齢者の年齢ともなれば生きているだけでも大変と思われるのに、創作活動ができるのは大変なことと思われる。
私も桃紅さんのこの本を読んでみてつくづく凄いなと思った。
そこには100才を超えて初めて書ける文章があった。