こんにちは 近くの農道に通称「ダイコンの花」が咲いてます。
たまご屋爺さんの独り言 「80歳の壁」 20220409
新聞の広告欄を見ていたら「80歳の壁」という文庫本の広告が出ていた。
興味をもってよく見ると老人医学の専門家が書いたものらしい、せっかちな私は早速これを電子書籍で取り寄せて読んでみた。
「80歳の壁」とはよく云ったものだ。
私はその壁を越え既に半ばを過ぎているが、そのことを実感せざるを得ない。
もちろん個人差はあるにしても、70代には難なく出来たことが80代になるとそれが出来なくなることが多い。
例えば歩くこともその一つ。
70代の後半四国の遍路道を延50日かけて一人で歩き回ったこともあるが、今はその元気と体力はなく、近所を散歩するのが精一杯だ。
例えば読書、文庫本で34冊塩野七生の「ローマ人の物語」シリーズを継続して読み続けることが出来たのが、今では電子書籍で例え字を拡大しても一冊分読むと眼が疲れるし集中力は続かない。
「老い」は誰でも平等にやってくる、だがその過ごし方は千差万別だ。
だれにでも「幸せな老後」もあるし「不幸な老後」もある。
80代後半になればいつ何があってもおかしくない、それまで自分でその時に出来ることを精一杯やれればとてもラッキーだと思っている。
たとえ近くの散歩であろうがスクエアダンスであろうが、、、。
櫛引(深谷市)にて