たまご屋爺さんの独り言 続「たまご屋おやじの独り言 卵の多食テスト 20110211」  20220716

こんにちは 近所のネギも暑さに負けず元気です。

 

たまご屋爺さんの独り言 続「たまご屋おやじの独り言 卵の多食テスト 20110211」  20220716

 

今から10年以上前、私がまだ「おやじ」であったころ書いたものがある 以下。

 

{ たまご屋おやじの独り言 卵の多食テスト 20110211

 

身の回りのガラクタを整理しているのだがちっとも片付かない。先日も古い資料を捨てようと思って目を通していると面白いものが見つかった、それを読み出すと整理のほうはさっぱり進まない。

資料の入ったダンボール箱を丸ごとエイャッと焼却場に運べばことは簡単なのだが

貧乏性の私にはそれが出来ない。

 

見つかったのは35年ほど前、国立栄養研究所のプロジェクトに私どもが参加した卵の多食テスト、正式には「人の血清コレステロールに及ぼす卵の影響」大島寿美

子、鈴木慎次郎の報告書である。

 

当時、ずいぶんと思い切ったテストをしたものだ。卵を一日に5個食べるグループ、7個、10個食べるグループ計3グループ24名が卵を10日間食べ続けた。

このプロジェクトの言いだしっぺの一人であったため、私は毎日10個10日間食べるはめになった。それは思っていたより難行苦行で、最後は料理すると食べきらず生で飲んだことを今でも思い出す。

食べ始める前と食べ終わってから血液を採取し、血清コレステロールの変化を調べた。結果は私が言うよりそのさわりをPDFでお見せする。

そんな訳で身辺整理は進まない。}

 

卵の多食テストをしなければならなかったこの時代はまだ「卵を食べると血中コレステロール値が上昇し動脈硬化になる」と云われた時代である。

そこで卵の摂取量と血中コレステロール値は関係なく体内でそれは調整されていることが証明された。

 

いやはやたまご屋の私でも日に卵を10個食べ続けたのはこの時だけだ、お陰様で最近は「卵を沢山食べたほうが良い」と云う論評が多くとても嬉しい。

 

櫛挽(深谷市)にて