たまご屋おやじの独り言 よたよたアメリカ西部旅行 3

「チャアリーとの旅」

 週末、D夫妻と四人組はMontereyまでドライブした。途中Salinasで一休みしたのであるが、ここはあのノーベル賞作家スタインベックの生まれたところであり、その記念館がある、ちょっと覗いてみた。
彼の作品は私らの世代にとても人気があった、「怒りの葡萄」「エデンの東」「チャアリーとの旅」などなど。なかでも私には「チャアリーとの旅」がとても印象深い、これは彼が亡くなる3年まえに愛犬チャアリーをつれて、車でアメリカ一周の旅にでる、そこで彼は新しいアメリカを再発見する。
記念館を見てまわると、なんとそこには彼がその時使用したバン型のトラックが置いてあった。バンのなかには机と椅子がしつらえてあり、運転に疲れれば身体を横たえるスペースもあった。私は異様な感慨にとらわれた。そうだ家に戻ったらさっそくこの本を読み返してみよう。