2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

一杯のコーヒー

人の出会いとは妙なものである。 初対面のyさんの車に乗って私どもの住む深谷市から一時間ほどの足利市の「アラジン」へ一杯のコーヒーを飲みに出かけた。 岡部駅で落ち合ったのが夕方の7時半であったので腹ごしらえのため太田市内の「しまうま屋」でチャ…

怖い話

「飢饉日本史」中島陽一郎著という本を再読した、実はこの本は8年前に購入して読みかけ、あまりにも怖い話なので途中で放り出したものである。 著者はその事実を丹念に古文書をたどり、飢饉がなぜ起き、それが起きると極限におかれた人間はなにをするかを資料…

有朋自遠方来、不亦楽乎

とても楽しい会であった。 先日、富士吉田市の鐘山苑に全国から爺さん婆さんが集まった、今からもう半世紀も前になるであろうか、全国から選ばれた農業青年55名が米国カリフォルニア州で農業実習をするためプロペラ機でサンフランシスコ空港に降り立った。…

鶏と動物愛護問題

前回、遊牧民族と農耕民族との間に動物あるいは家畜に対する接し方に違いがあることを述べた、このことが動物愛護問題にも大きな差となって現れてくる。 具体的に私どものタマゴ業界のことを話してみよう、ご存知のことかどうか現在日本国内で95%以上の採…

「血のしたたるビフテキを食べながら動物愛護を説く」

二冊の「日本人とユダヤ人」、著者はイザヤ ペンダサンとエリ コーヘン、出版は前者が1970年、後者は最近のものである。 両方とも読んでいて実に面白い、イザヤ ペンダサンのそれは当時読んだことがあるが、読み返してみると若い時には気がつかなかった事…