琵琶湖畔の休暇村「近江八幡」に四連泊し、ここを根城に初冬の近江路をゆっくり廻った。
メンバーは二組の老夫婦。
近江八幡市内の、昔天下に名をとどろかせた近江商人の館の数々、私たちには懐かしいメンソレータムで有名であった近江兄弟社、、、。
湖北、高月周辺にちらばる平安時代の仏像たち、、、。これらは度重なる戦火のなかこの地域の人たちが代々守ってきたものであり、その姿は特別美しかった。
時間はいくらあっても足りない。
すこし前にはあまり感じたことはないが、最近は「もうここを訪ねるのは、おそらくこれで最後であろう」との気持ちが働くから尚更去りがたい。