たまご屋おやじの独り言 2000年9月

たまご屋おやじの独り言 2000年9月


25/September/00

養鶏産業と情報革命(7)大学

[G] 養鶏専門組織、団体

1:The Poultry Sience Association
http://www.psa.uiuc.edu/
これは世界中の養鶏専門科学者のための組織であり、WEBはだれでも見ること可能だが、一部メンバーのみのページもある。

発行雑誌の無料の要約一覧、専門職求人案内、とメンバーには会員リストと発行雑誌の全文が読める。

2:The World's Poultry Science Association
http://www.wattnet.com/misc/wpsa/wpsa.htm

ここには世界60ヶ国のメンバーと6000人の個人会員がいる。この協会は年4回の科学雑誌を発行している。4年に一度世界大会を開催している。

18/September/00

養鶏産業と情報革命(6)大学

[F] 他の大学サイト
大学のサイトには基礎的研究から教育プログラムにいたるまで多くのリンクが張られている。いくつか紹介するがそのデータがあまりに多いため各人研究して自分に必要なものを見つけて欲しい。

1:Georgia Tech
http://poultrynet.gatech.edu/

ここには26の基本的なトピックが含まれている。その例として組織、コンサルタント、書籍、大学、政府、統計、種鶏業者などがある。

2:Purdue Univercity
http://ag.ansc.purdue.edu/poultry/

ここには愛玩鶏について500の文献がある。更にbiosecurity、鶏糞処理、鶏肉処理、農場管理、アヒルとギース、その他がある。

3:TexasA&M
http://posc.tamu.edu/

4:California State Univ at San Luis Obispo
http://www.calpoly.edu/~asci/

5:University of Florida
http://dps.ufl.edu/

6:Pennsylvania State University
http://poultry.cas.psu.edu/

7:University of Arkansas
http://www.uark.edu/depts/posc/poultry.htm l


18/September/00

養鶏産業と情報革命(5)育種会社

[E]  世界の主だった種鶏会社はいづれもWEBサイトを持っている。
その内容については、製品の紹介、管理ガイド、技術サポート、その他であり4ヶ所のそれを見てみると、

1:Dekalb Poultry Reserch Inc
http://www.dekalbpoultry.com/

ここには20数ページにわたって卵用鶏の飼育管理マニュアルが出ている。9枚の特別管理シート、週ごとの卵価とグラフによる原価管理表がある。

2:Hyline International
http://www.hyline.com/ 

ここには四つの管理マニュアルが英語とスペイン語で書いてある。更に、技術文献と会社のニュースレター、e−mailによるスタッフとの連絡先がわかる。

3:Avian Farms
http://www.avianfarms.com/

4:Ross Breeders
http://www.rossbreeders.com/

18/September/00

養鶏産業と情報革命(4)養鶏関係組織団体

[D] いろいろな組織がそれぞれ有用なWEBをもっている。そのいくつかを紹介したい。

■鶏肉関連組織サイト

1:Califorunia Poultry Federation
http://www.cpif.org/

これは良くできたサイトで鶏肉の安全性、許認可登録項目、栄養管理その他。特にユニークなのはメンバーに対する過去のシンポジウム、講演のデータベース資料の提供がある。

2:The National Chicken Council
http://www.cpif.org/nbc.htm

■鶏卵関連組織サイト

1:The American Egg Boad
http://aeb.org/

このサイトはとにかく見てみることを薦める。その内容は、
  1996年以来のニュースレターのバックナンバー
  鶏卵産業のあらゆる統計
  料理レシピ
  鶏卵百科事典
  鶏卵についてのあらゆる質問に答える回答集
  鶏卵の基礎知識
  政府、民間のWEBリンク先
  業界会合予定
  その他、その他・・・

2:The California Egg Coommission 
http://eggcom.com/industry/

このサイトはとてもユニークだ。業務用鶏卵顧客にたいするサービスであり、供給業者のリストがある。業務用のテクニカルな質問に答えられるようになっている。同時にビデオを用意し、これが検索できる仕組みを提供している。業務用栄養相談、鶏卵グッズ、その他業務用供給をサポートしている。
  

7/September/00

養鶏産業と情報革命(3)USDAサイト

[B] 次に私のお薦めのサイトはUSDAの農業統計と経済予測展望についてのもので、この要約は先に紹介したカリフォルニア大のサイトでも見れる。
http://animalscience.ucdavis.edu/extension/avian/interest.htm

ここの「Statistics」にはカ州の鶏卵についての統計と他の地区との比較又年度別の比較データが見られる。特に養鶏家の皆さんに興味のある、
1:雛孵化関係
2:州別鶏卵、鶏肉生産量
3:親鶏処理羽数
4:鶏卵加工品 地区別液卵種類別生産量
5:鶏肉生産関係
がある。

[C] USDAのAgricultual Marketing Servise(AMS)には鶏卵、鶏肉の価格情報があって、これはとても役に立つ。
http://www.agriculturalweather.com/

これには、
1:世界と各国の気象情報
2:USDAの農産物市場価格(穀物、飼料原料、鶏卵、鶏肉・・・)
  鶏卵価格については毎日地区別に出ている、サイズ別加工品別の価格もある。
3:ここには有用なリンク先が用意されている。
 大学、政府機関、農業出版物、農業団体
4:USDA養鶏プログラム
5:市場で使用される養鶏用語の解説
6:在庫情報

4/September/00

養鶏産業と情報革命(2)Electronic Communication and Information

「Electronic Communication and Information Retrieval in Today's Poultry Industry」 Don Bell
の要訳、勝手訳 ?です。

e−mail:
これがこんなに便利になるとは数年前には誰も想像もしなかった。事務所にいながらタダに近いお金で地球の裏側ともやりとりできるとは。特にメーリングリストを使えば組織活動,仲間とのやりとりに最高だ。

Web-site:
今私の養鶏関係の「お気に入りbookmark」は68あるが、それぞれにリンク先があるので業界の情報源は膨大になる。

[A] 特にお薦めのbookmark:
一番のお薦めはDr.Ralph Ernstの主催するカリフォルニア大学農業改良部のものだ。 http://animalscience.ucdavis.edu/extension/avian/

この中身を紹介すると、
1.Western Poultry Desease Conferences 34年間の鶏病データベース
2.California Poultry Letter
Egg Economics Update のバックナンバー
3.養鶏業界会合予定
4.鶏卵品質管理プログラム
5.出版物明細
6.月間鶏卵統計
7.小規模養鶏情報
8.養鶏用コンピュータソフトの紹介
9.興味深いリンク先、クリックひとつですぐそこに行ける。
10.他の農業普及部の機能一覧
(続く)

2/September/00

情報革命と養鶏産業(1)カリフォルニア大学Don Bell氏

カルフォルニア大学リバーサイド校でもう40年近く養鶏専門官として働いているDonBell氏の名前を日本の多くの養鶏家は覚えているに違いない。最初に彼と出会ってからもう35年以上になるであろう。いつも彼は業界のかかえる問題を先取りし、問題点を分析し、その解決方法を提案してきた、大学人とはいえ業界に貢献できない養鶏専門官は容赦なく首にされる世界を彼は生き抜いてきた。大事にしている友人のひとりである。

容赦なく情報革命が進み、今まで安泰と思われていた産業が突如新しい勢力にとって変わる激しい生存競争が世界的に起きている。その最先端を行くアメリカで何が起きているいるのであろうか。養鶏業界の情報革命にポイントをしぼってDon Bell氏は現状を報告している。

http://animalscience.ucdavis.edu/extension/avian/newsletters.htm

「政府、大学はあらゆる情報を提供します。それを取捨選択し決定するのはあなたです。損をするも得をするもあなたの責任です。」
が、アメリカ政府の基本的なスタンスであり、業界の情報がどこにあるのか懇切丁寧に分かるようにしている。その情報量の多さと質の高さには驚嘆させられるが、政府の国民に対する本当のサービスとはこういうものかと実感する。以後、ボツボツとそれを紹介してみたい。

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たまご屋おやじの独り言 2000年9月


25/September/00

養鶏産業と情報革命(7)大学

[G] 養鶏専門組織、団体

1:The Poultry Sience Association
http://www.psa.uiuc.edu/
これは世界中の養鶏専門科学者のための組織であり、WEBはだれでも見ること可能だが、一部メンバーのみのページもある。

発行雑誌の無料の要約一覧、専門職求人案内、とメンバーには会員リストと発行雑誌の全文が読める。

2:The World's Poultry Science Association
http://www.wattnet.com/misc/wpsa/wpsa.htm

ここには世界60ヶ国のメンバーと6000人の個人会員がいる。この協会は年4回の科学雑誌を発行している。4年に一度世界大会を開催している。

18/September/00

養鶏産業と情報革命(6)大学

[F] 他の大学サイト
大学のサイトには基礎的研究から教育プログラムにいたるまで多くのリンクが張られている。いくつか紹介するがそのデータがあまりに多いため各人研究して自分に必要なものを見つけて欲しい。

1:Georgia Tech
http://poultrynet.gatech.edu/

ここには26の基本的なトピックが含まれている。その例として組織、コンサルタント、書籍、大学、政府、統計、種鶏業者などがある。

2:Purdue Univercity
http://ag.ansc.purdue.edu/poultry/

ここには愛玩鶏について500の文献がある。更にbiosecurity、鶏糞処理、鶏肉処理、農場管理、アヒルとギース、その他がある。

3:TexasA&M
http://posc.tamu.edu/

4:California State Univ at San Luis Obispo
http://www.calpoly.edu/~asci/

5:University of Florida
http://dps.ufl.edu/

6:Pennsylvania State University
http://poultry.cas.psu.edu/

7:University of Arkansas
http://www.uark.edu/depts/posc/poultry.htm l


18/September/00

養鶏産業と情報革命(5)育種会社

[E]  世界の主だった種鶏会社はいづれもWEBサイトを持っている。
その内容については、製品の紹介、管理ガイド、技術サポート、その他であり4ヶ所のそれを見てみると、

1:Dekalb Poultry Reserch Inc
http://www.dekalbpoultry.com/

ここには20数ページにわたって卵用鶏の飼育管理マニュアルが出ている。9枚の特別管理シート、週ごとの卵価とグラフによる原価管理表がある。

2:Hyline International
http://www.hyline.com/ 

ここには四つの管理マニュアルが英語とスペイン語で書いてある。更に、技術文献と会社のニュースレター、e−mailによるスタッフとの連絡先がわかる。

3:Avian Farms
http://www.avianfarms.com/

4:Ross Breeders
http://www.rossbreeders.com/

18/September/00

養鶏産業と情報革命(4)養鶏関係組織団体

[D] いろいろな組織がそれぞれ有用なWEBをもっている。そのいくつかを紹介したい。

■鶏肉関連組織サイト

1:Califorunia Poultry Federation
http://www.cpif.org/

これは良くできたサイトで鶏肉の安全性、許認可登録項目、栄養管理その他。特にユニークなのはメンバーに対する過去のシンポジウム、講演のデータベース資料の提供がある。

2:The National Chicken Council
http://www.cpif.org/nbc.htm

■鶏卵関連組織サイト

1:The American Egg Boad
http://aeb.org/

このサイトはとにかく見てみることを薦める。その内容は、
  1996年以来のニュースレターのバックナンバー
  鶏卵産業のあらゆる統計
  料理レシピ
  鶏卵百科事典
  鶏卵についてのあらゆる質問に答える回答集
  鶏卵の基礎知識
  政府、民間のWEBリンク先
  業界会合予定
  その他、その他・・・

2:The California Egg Coommission 
http://eggcom.com/industry/

このサイトはとてもユニークだ。業務用鶏卵顧客にたいするサービスであり、供給業者のリストがある。業務用のテクニカルな質問に答えられるようになっている。同時にビデオを用意し、これが検索できる仕組みを提供している。業務用栄養相談、鶏卵グッズ、その他業務用供給をサポートしている。
  

7/September/00

養鶏産業と情報革命(3)USDAサイト

[B] 次に私のお薦めのサイトはUSDAの農業統計と経済予測展望についてのもので、この要約は先に紹介したカリフォルニア大のサイトでも見れる。
http://animalscience.ucdavis.edu/extension/avian/interest.htm

ここの「Statistics」にはカ州の鶏卵についての統計と他の地区との比較又年度別の比較データが見られる。特に養鶏家の皆さんに興味のある、
1:雛孵化関係
2:州別鶏卵、鶏肉生産量
3:親鶏処理羽数
4:鶏卵加工品 地区別液卵種類別生産量
5:鶏肉生産関係
がある。

[C] USDAのAgricultual Marketing Servise(AMS)には鶏卵、鶏肉の価格情報があって、これはとても役に立つ。
http://www.agriculturalweather.com/

これには、
1:世界と各国の気象情報
2:USDAの農産物市場価格(穀物、飼料原料、鶏卵、鶏肉・・・)
  鶏卵価格については毎日地区別に出ている、サイズ別加工品別の価格もある。
3:ここには有用なリンク先が用意されている。
 大学、政府機関、農業出版物、農業団体
4:USDA養鶏プログラム
5:市場で使用される養鶏用語の解説
6:在庫情報

4/September/00

養鶏産業と情報革命(2)Electronic Communication and Information

「Electronic Communication and Information Retrieval in Today's Poultry Industry」 Don Bell
の要訳、勝手訳 ?です。

e−mail:
これがこんなに便利になるとは数年前には誰も想像もしなかった。事務所にいながらタダに近いお金で地球の裏側ともやりとりできるとは。特にメーリングリストを使えば組織活動,仲間とのやりとりに最高だ。

Web-site:
今私の養鶏関係の「お気に入りbookmark」は68あるが、それぞれにリンク先があるので業界の情報源は膨大になる。

[A] 特にお薦めのbookmark:
一番のお薦めはDr.Ralph Ernstの主催するカリフォルニア大学農業改良部のものだ。 http://animalscience.ucdavis.edu/extension/avian/

この中身を紹介すると、
1.Western Poultry Desease Conferences 34年間の鶏病データベース
2.California Poultry Letter
Egg Economics Update のバックナンバー
3.養鶏業界会合予定
4.鶏卵品質管理プログラム
5.出版物明細
6.月間鶏卵統計
7.小規模養鶏情報
8.養鶏用コンピュータソフトの紹介
9.興味深いリンク先、クリックひとつですぐそこに行ける。
10.他の農業普及部の機能一覧
(続く)

2/September/00

情報革命と養鶏産業(1)カリフォルニア大学Don Bell氏

カルフォルニア大学リバーサイド校でもう40年近く養鶏専門官として働いているDonBell氏の名前を日本の多くの養鶏家は覚えているに違いない。最初に彼と出会ってからもう35年以上になるであろう。いつも彼は業界のかかえる問題を先取りし、問題点を分析し、その解決方法を提案してきた、大学人とはいえ業界に貢献できない養鶏専門官は容赦なく首にされる世界を彼は生き抜いてきた。大事にしている友人のひとりである。

容赦なく情報革命が進み、今まで安泰と思われていた産業が突如新しい勢力にとって変わる激しい生存競争が世界的に起きている。その最先端を行くアメリカで何が起きているいるのであろうか。養鶏業界の情報革命にポイントをしぼってDon Bell氏は現状を報告している。

http://animalscience.ucdavis.edu/extension/avian/newsletters.htm

「政府、大学はあらゆる情報を提供します。それを取捨選択し決定するのはあなたです。損をするも得をするもあなたの責任です。」
が、アメリカ政府の基本的なスタンスであり、業界の情報がどこにあるのか懇切丁寧に分かるようにしている。その情報量の多さと質の高さには驚嘆させられるが、政府の国民に対する本当のサービスとはこういうものかと実感する。以後、ボツボツとそれを紹介してみたい。

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