鳥インフルエンザ(AI) 全国一斉サーベイランス(9/4)

残念なことに、茨城県のAI発生状況は未だ広がりをみせ、農水省のプレスリリース及び各種マスコミが報道しているとおりである。私どもの採卵農場もこれに含まれる立場から、この問題にコメントすることをしばらくの間差し控えさせてもらいたい。

幸いなことにTV、新聞などのマスコミもこの問題に対する報道は冷静だ。昨年のように鶏の殺処分から埋設の様子を連日TVで映されてはたまらない。お陰で鶏卵の大規模な買い控えも起きていない。それどころか大規模な殺処分によって現場では鶏卵の供給がスムースに出来なくなっている。鶏卵はいつでもふんだんにあって、流通サイドでは電話一本で好きな量だけ買えるという神話が一時的にでも崩れるかもしれない。

ありがたいことに、流通サイドも今回は鳥インフルエンザ(AI)問題に対して冷静だ。” ○○産の鶏卵は扱っておりません”の張り紙は見かけなかったと聞いている。他人の不幸を商売の種にする商法は長続きするわけが無い。