鳥インフルエンザ

毎日TV,新聞などで宮崎県の鳥インフルエンザのことが報じられるている。
どうもまた忙しいことになってきた、「たまご屋のご隠居」を決め込むわけにはいきそうにない。
若い連中は目先の仕事でバタバタしているから、時間のあるのは「隠居」で、もっぱらインターネットで鳥インフルエンザの行方を追っている。
値打ちのある情報を見つけ出し若い連中に伝える、まあ一役受け持っているわけだ。
ここ数年、鳥インフルエンザには悩まされているので、ネット上のどこに行けば良い情報にありつけるか見当がつくようになった。

以前はもっぱらTV、新聞がニュースソースであったが、今はもっぱらネットである。
この数年の間にもネット上の情報が格段に進歩したように感じる、せまい分野だけでもそう感じるのだから、全体的に大きな変化が起きているのであろう。
今までTV、新聞社の経営を支えていた広告料が、どんどんネットのそれに食われているのが実感できる。
TV、新聞社も従来のやり方だけでは生き残れないのだろう。

ネット上で驚くことは、大組織による情報もさることながら、個人によって発信される優れた情報があちこちにあることだ。
従来であればこの手の情報は一般にはほとんどお眼にかかれなかったが、今では有難いことにネットではそれが可能だ。
鳥インフルエンザ関係では例えば、笹山登生外岡立人 両氏ほかである、個人の立場で毎日数回ページを更新されている、その努力には頭が下がるのでこちらも毎日覗きにゆく。
http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi
http://homepage3.nifty.com/sank/
おそらく両氏を突き動かしているのは、良く言えば止むに止まれぬ使命感であろう。

あらゆる分野にわたってネット上には同じことが起きているに違いない、私にとってはまったく新しい刺激的な世界である。
ネット上の情報はほとんどがゴミの山であるが、かき分けかき分けその中から宝物を掘り出すのは「隠居」の仕事である。
眼をしょぼつかせながら当分PCの画面から眼を離せない。