「たまご屋業界に面白い青年がいる」、と「たまご博物館」の高木 伸一館長がメールをくれた。
http://homepage3.nifty.com/takakis2/
この高木さん自身が変わった人で、NTTのシステムエンジニアをやりながら、大好きな「たまご」のためにネット上に「たまご博物館」を作ってしまったほどで、その内容は半端でなくわれわれ業界のプロでも唸るほどのものである。
養鶏、鶏卵関係ではもっともアクセス数が多い名物ホームページと聞いている。
高木さんによれば、なんでも兵庫県の養鶏場の息子さんが、この７月中に北海道を皮切りに自転車で九州鹿児島まで縦断行脚に出かけるという。
個人の趣味としてならそんなに珍しいことではないが、行く先々の県で同業の仲間たちとイベントを開催し、たまごのPRにこれ努めるのだと聞いて、日頃あまり仲が良いとはいえない同業の仲間たちも立ち上がった。
題して「たまニコ プロジェクト」、一日にたまごニコ食べてもコレステロールの問題はないという最新の学説を消費者に紹介するのだという。
反応は業界の若い連中が早かった、こういう情報はネットを通じて瞬く間に拡がる、そして反応する。
従来の組織を通した情報伝達とはまったく違うものだ、そのことを若い世代は良く承知している。
当人のN君も既にブログを立ち上げ、毎日の状況を面白おかしく報告しているので、これを旅行中ずっと続けるらしい。
http://tamaniko.cocolog-nifty.com/blog/
そうすれば訪ねた場所での状況、反応など即座に知ることが出来る。
その事がさらに仲間を呼び込み、大きなうねりとなっていくに違いない。
まったくネットの世界の凄さは私の想像を超えるものだ。
高木さんは情報のプロであるが、このプロジェクトの事務局長を務めてくれる、なにか面白いことが始まりそうだ。
