ガビチョウ(画眉鳥)

ガビチョウ(画眉鳥)   


やはり春になると嬉しい。先日いつもの仲間と近くの小山川を歩いていたら今年初めてタンポポが咲いているのを見た、この川は年間を通じて週1-2回ほど歩き続けている、川には小魚が多くそれを目当てにカワセミ,シラサギ、アオサギなどがいて,時にはカワウが編隊を組んでやって来る。川の土手は綺麗に整備されていてその内側に流れにそって道がある,自動車は入ってこないので安心して歩ける。

秩父連山も近くに見え畑も多く里山に続いている、土手には千本桜といわれる染井吉野が植えてありつぼみも膨らんできたところだ、もうすぐ樹全体がつぼみで薄桃色になる,この時が春への期待感が一番高揚する。

川沿いの林で聞き慣れない鳥のさえずりを耳にしたそれにしても見事な美声だ、だが姿は見えない。実は気になっていたのだがこのさえずりを私の住んでいる櫛挽の防風林でも最近聞いたことがある、それほど印象的なさえずりなのだがそれまで聞いたことがないだけになんだか気持ちが悪い、さては外来種の侵入か?

あとでいろいろと調べてみるとどうやらガビチョウらしい、中国ではそのさえずりを聞くために愛玩用に飼育され,日本ではペットとして輸入されそれが籠抜けし日本中で繁殖中とあった、ご丁寧にもWEB上にはその鳴き声まであったので間違いないであろう。

なんでも日本の侵略的外来種ワースト100選定種に入っているそうである、春だからと言って浮かれてばかりいられない。