たまご屋おやじの独り言 愛媛県お遍路 トイレ

 ちょっと切実な話で申し訳ない。
私のようにある程度歳をとったものが、歩いたり、バス電車などあらゆる手段でお遍路してまわる場合、トイレの問題は大事なのである。
若いときと違ってもよおしてくるとそれが我慢できない、それも突然そうなるので始末が悪い。
もちろん、そのことには気をつけていて先手先手を打っているつもりなのだが、上手くいかない時がある。
また毎晩泊まる宿屋が違うので、夜中にトイレにゆくのにもまごつく。部屋は電気を消して寝るので、夜中に起きたときそのスウィッチ探しにウロウロしたりする。まったく、悩みはつきなかった。
ところが必要は発明の母、手のひらに納まる携帯トイレ(男子用)を見つけた、なんでもオランダ製で、同じ悩みもつ男どもが彼の国には多いらしい。
極端な話、これがあれば電車のなかでも使用可能なのだ。
というわけで今回はこいつに大変世話になっている。

写真は62番宝寿寺の男用トイレで見かけたもの、愉快な坊さんがいるもんだ。