たまご屋爺さんの独り言 論語塾
鐘撞堂山の山仲間に小林さんがいる。
彼は酒店「よね源」を奥さんと経営され、とても研究熱心で全国の酒蔵を歩き自分の納得した酒だけを店に置き、深谷市のプロの飲食店の人たちにも愛用されている。
以前、彼はマンガ「美味しんぼ」に、こだわる酒店の親父として登場したことがある。
その彼と、鐘撞堂山の頂上でお茶を飲んでいる時に論語塾に誘われた。
彼の地元での人脈はとても豊かである。
その栄一さんの生家の一隅でその塾は開かれるという、そこまで私の家から車で15分。
その周辺を深谷市は「論語の郷」と名づけている。
私は俄然興味をもち、慌てて「論語と算盤」渋沢栄一 を読んでみた。
明治維新という日本の歴史でも大変革期を自分の身体を張って生き抜いた経済人の心を支えたのは論語であった。
やはり二千年以上の風雪に耐えて生き残った人類の知恵「論語」には凄みを感じざるを得ない。
論語塾の開講が待たれる