たまご屋爺さんの独り言 歩け歩け    20210117

 

 

たまご屋爺さんの独り言 歩け歩け    20210117

 

このところコロナ禍が全国的に拡大している,すでに巣ごもりしている爺さんは家に居てもやることもないのでじっとしていた。

 

TVは耳が聞こえず眼鏡が必要で、それを見るのはニュースくらいで他はあまり見ない、良い番組があるのは分かっているがその時間帯にこちらが合わせるのは苦手だ、夜遅ければこちらはもう寝てる。

新聞は字が小さくて見出しを拾い読み程度、時々詳しく読む。

本を読むのは嫌いではないが、最近視力が落ち集中力も無いせいか長くは続かない。

今まで続けてきた鐘撞堂山登りも体力的に止めざるを得なかった。

 

90歳を超えた畏敬する先輩にこれらのことを話したところ、すっかり笑われてしまった。

「お前も80歳半ばでじっと家の中に籠って居たらたちまち歩けなくなっ

てしまうぞ、とにかく歩けるだけ歩くことだよ!そうすりゃ元気がでる!」

 

すっかり気合を入れられて以来、いつでも家の周りをウロウロと二本の杖をついて歩いてる。

幸い農村部にある我が家の周りは人通りは殆どない。

 

 

紅梅「寒衣」が咲き始めた 櫛挽(深谷市)にて
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