たまご屋爺さんの独り言 かんてんパパガーデン


たまご屋爺さんの独り言 かんてんパパガーデン

 機会があって「かんてんパパガーデン」と伊那食品工業(株)の本社をを訪ねることができた。

噂には聞いたことがあるが、訪ねるのは初めてである。

ここは長野県伊那市の郊外の林のなかにある、本業は寒天関連製品の製造販売を手がけて日本一の会社で、同時に観光施設(イベントホール、レストラン、売店、、、)を併設している。

広い林の中に点在する施設は掃除がゆき届き、昼食をとったレストランの従業員の対応も見事であった。

観光客としての短い滞在であったが、その経営力の凄さを垣間見た。

家に戻ってその売店で購入した、この会社の創業者塚越 寛氏の書いた「年輪経営」光文社文庫を早速読んで見る。

「会社は社員を幸せにするためにある」
「人件費はコストではなく、目的そのもの」
「急成長は敵」
「利益はその会社のウンチ」
、、、

創業以来50年以上増収増益の実績、そして「かんてんパパガーデン」は年間35万人以上の観光客を惹きつける。

さもありなんと、納得する。