たまご屋爺さんの独り言 民主主義


たまご屋爺さんの独り言 民主主義

 今まで私はどちらかと言えば政治的な話題は避けてきた。

かと言って関心がないわけではない。

特に最近強く感じていることがある。

私たちが今手にしているこの民主主義は、たかだか70年前日本がアメリカとの戦争に負けて導入させられたものである。

歴史に「もしも」はゆるされないが、日本が共産国に負けていれば共産主義の国になっていた。

日本はこの民主主義の良い点を活かしながら戦後復興発展してきた。

私たちはその70年間をまさに身を持って体験してきた世代である。

話はガラリとかわるが、イギリがEUを離脱した。

どう考えても起こりえないと考えられていた選択が国民投票によってなされた、イギリスの国論は真っ二つに割れた。どう見てもイギリスの悲劇はこれから始まる。

イギリスは日本にとって民主主義の手本としてきた国である。

もしかして、民主主義が制度疲労を起こしたのか?

それにしても、今回の参院選挙で日本は国論を二分する結果にならず、日本人は落ち着いた判断をくだしたと思う。