たまご屋爺さんの独り言 「終わりの始まり」


たまご屋爺さんの独り言 「終わりの始まり」

 未だ諦めずに塩野七生の「ローマ人の物語」文庫本全43巻を読み続けている。

読み始めたのが一昨年の12月であるからもう丸2年を超える。
このペースでいくと年内に読了出来るか怪しい。

この「終わりの始まり」は29,39,31巻につけられたサブタイトルであるが、昨日やっとここまで来た。

BC500年以前に建国された古代ローマが、見事な政治体制と軍事力並びに人材に恵まれて一大帝国を築き上げた。
現代で言うなら、ほとんどのヨーロッパ諸国、中東、北アフリカ、エジプト、トルコ、、、を傘下におさめ繁栄した。

五大賢帝の時代を経て絶頂に達した古代ローマ帝国は、AC200年前後を境として崩壊の道をたどり始める、つまり「終わりの始まり」。

歴史は繰り返す?
そうなって欲しくないが、最近のアメリカでのトランプ現象、イギリスのEU離脱現象、北朝鮮の異常現象などをを見ていると嫌な予感がする。