たまご屋爺さんの独り言 八十路に思う 三

たまご屋爺さんの独り言 八十路に思う 三

 人生の八十路と言ってもその人、その人によって様子は大きく異なる。

既にこの世にいない者、あるいは病に冒されて闘病中の者、そうかと思えば未だに元気いっぱいで飛び回っている人もいる。

この個人差はどうしようもない。

八十路には八十路になって初めて分かる喜びと悲しみがあるようだ。

私の場合、喜びは自分の自由になる時間がたっぷりあることであり、家族そろって食卓を囲むこと、読書、散歩、ダンス、Web、、、などまさに平々凡々。

一番悲しいことは、親しくしていた人たちとの別れで、最近とくに多くなってきた。

そんなことを云ってるうちに自分の順番がくる。