たまご屋爺さんの独り言 「縄文のビーナス 」

たまご屋爺さんの独り言 「縄文のビーナス


 東京国立博物館で開催されていた「縄文 JOMON」特別展を観て圧倒された。

この特別展は人気が高く、当日会場に開館30分前に着いたがすでに行列が出来ていて炎天下待たされたほどた。

縄文時代といえば紀元前11,000年−1,000年の間約一万年を云うが、その想像を絶する時間を私たち日本人の先祖の人たちがこの土地で生き抜き、更にその後3,000年生き継いで現在の私たちがある。

展示物を観ているうちに不思議な感覚に囚われた、大袈裟にいえば縄文時代の人たちと今の私たちは実際に血で繋がっていると云う実感だった。

その縄文時代一万年、先祖の人たちは私たちに何を残してくれたのか?
それがこの特別展の主旨であった。

火炎土器をはじめ土器類、土偶類、石器類、装飾品類、、、実に豊富だ。

なかでも特別気になったのは「縄文のビーナス」(国宝)の土偶である。
他の女性土偶と違ってこれだけが豊満な体躯をしているのである、特にデカいお尻が印象的。