たまご屋爺さんの独り言 歎異抄 その一

たまご屋爺さんの独り言 歎異抄 その一

 たまたま今年は「歎異抄」を読む機会に恵まれた。
まえから読んでみたい本の一つであったが、取り付けなかった。

私自身、歳を重ねてくるとどちらかと言えば新しい本も面白いが、時代を超えて生き残った古典にも興味がいく。
ところが古典の場合、文体が古かったりでスラスラと読むことが出来ない。
つっかえると、途中ですぐ投げ出してしまう。

今年になって良いことに気がついた。

NHKのTVで過去に放送された膨大な番組の中から好きなそれを自分で自由に取り出し好きな時間に観ることができる、いわゆるオンデマンドと云うらしい。

そのオンデマンドで「100分de名著」の中からこの「歎異抄」を探し出し、この本の著者、内容、その時代背景などを専門家から易しく誰でも分かるように解説を受けた。

強い印象を受けたので早速その本を購入した、ただし原文及び現代語訳つきのもの。
やはり、私にとって原文は手強くいつの間にか現代語訳に頼ってしまった。

次回はその中身の予定。