たまご屋爺さんの独り言 ぶらり船の旅 余話 その二 20181119 

たまご屋爺さんの独り言 ぶらり船の旅 余話 その二 20181119 

航海中は海をぼんやり海を観ているのが好きだ、しかしそれにもやがて飽きる。
しかし三度の食事は飽きない。

夕食のディナーも美味しいが、朝昼のビュッフェ方式も気に入っている。
乗客が多国籍であるから、並べてある料理のほうもバラエティに富む。
気に入ったものを好きな量だけ取れるのも嬉しい。

ディナーの場合、我々は出てきた料理を残せない世代であるから、ついつい無理して全部平らげる、そして体調を崩す。

私の商売柄、ビュッフェの卵料理が気にかかる。
オムレツ(各種、注文による)、ゆで卵、スクランブルエッグ、目玉焼き、、、と種類は多い。
今回私の大発見は、あの目玉焼きの焼き方が変わっていたのである。

従来欧米系の目玉焼きの作り方は黄身は崩れないほど良く火を通して焼き上げたものが多い、ところが今回は黄身が生の状態のままであったのである。

きっと、日本人が卵を生あるは半熟で食べることの美味しさを知っていることに気が付いたのかもしれない。