ぶらり船の旅 余話 その一 20181116

たまご屋爺さんの独り言 ぶらり船の旅 余話 その一 20181116

今回の旅でどうしても気になることがあった。
この船の定員は乗客2000人、サービスのクルーは船長を含めて1000人の大所帯である。
その乗客は横浜発着であったので約半分は日本人を含めて東洋系、あとは欧米系といったところか。
朝昼の食事はビュッフェで、これら国籍の人たちが入り乱れてとる。
夕食は席が決まっている場合が多い。
過去20年の間に私は何度かクルーズの旅を経験しているが、そのたびに驚くのは欧米系の老人に肥満体が多いことだ、それも並大抵の太り方ではない。
それが今回、東南アジア系の人たちにも肥満が見え始めた、でもまだ可愛い程度だ。
大げさに云うならば、人類はほとんどの時間を飢餓と戦ってきた。
ほとんどの人たちがそれから開放されたのは、まだほんのわずかの時間だ。
私達の身体は飢餓に対する備えは出来ているが、逆に飽食に対するそれはないようだ。
ビュッフェで一緒に食べていると、もう食べる必要がない人たちが、まだ食べている、、、。