たまご屋爺の独り言 88歳、これから出来ること  2023.12.02

たまご屋爺の独り言 88歳、これから出来ること  2023.12.02

 

 88歳になって気がついた、今まで呑気なものでそのことをあまり深く考えてみもしなかった。

自分があと何年生きることが出来、その間何が出来るか?

 

私の父親は1900年生まれで92歳没、母親は87歳没であった。

たとえ当時は長命と言われた父親の歳まで生きられたとしても私の残り時間は4年前後に過ぎない。

せめて父親より長生きしたいものだ。

 

例え現在88歳であっても私の体力と脳の力は予想以上に急速に衰えている、勿論個人差はあるにしてもそれは驚くほどだ。

あれほど好きであった歩くこと、たとえば私が70代後半四国遍路道を一人で延べ50日間で歩き中心で歩き回る事ができたのに今では近所を30分杖をついて歩くと息が切れる。

 

さてこれから残された時間私は何が出来るか?

頭はボケ始めたが椅子に座ってパソコン(PC)は見ることが出来る。

耳は遠くても補聴器を使い、視力は眼鏡を使えばなんとかなる。

PCがネットに繋がれば家にいても世界中のニュースに触れられ、古くからの仲間との交信もできるので一人で家にいることがあっても退屈はしない。

私のこの駄文を作成することも出来るし、これで仲間とも交信出来ることは自分のボケ進行を多少なりとも遅らせる事ができるかもしれない。

櫛挽にて