第二の脳

第二の脳

車で5分少々のところに埼玉工業大学がある、そこの根岸先生が中心になって地域に開放されたマイコン同好会(今では古い言葉になってしまった)が月一回土曜日の朝10時から12時まで大学の教室で開催されている。
私がこの会に参加してから9年になるが、参加理由はいたって単純、脳梗塞で倒れた後なので脳の働きが鈍くなり、これをなんとかパソコンで補えないかと考えた虫のいい話。
参加メンバーはとてもユニークである、仕事現役のバリバリも居るし、今は引退しいるがその道のプロたちも居る、その大学の学生さんもいるかと思えば、私のような門外漢の爺さんもいる。
毎回テーマを決めて一人が自分の好きなことを喋る、そのあと各メンバーがそのテーマおよび近況などを自由に話す、専門的な話をされると私にはトンと判らないが、時々私にもピンとくる話がある。今から8年前の会合で昔プロであった高橋さん(通称ごりさん)が話されたGoogleについてのスピーチはいまだに覚えている、当時日本ではあまりGoogleは話題になっていなかった時であった。
先日、私にもスピーカーの順番が回ってきた、困った私は「爺さんのクラウド」と題して近況などを正直に話した、Googleは私にとって第二の脳みたいなもので、安価になったIT機器とクラウドにあるソフトを使えば楽しい高齢者生活を送れるに違いないと話を結んだ。