草津よいとーこツーデイウォーク

草津よいとーこツーデイウォーク

いつもの歩き仲間と三日がかりで草津に行ってきた。ここのウォーキング大会も第9回目をむかえ、群馬県ウォーキング協会が中心となって大会を盛り上げている。
私らが参加してから今年で4年目となるが、楽しみにしている大会のひとつである、白根山の火口を覗く山岳コースと、温泉街の湯畑などを見て歩くコースなどと変化に富んでいる。
最近私どもは距離を歩く楽しみより、温泉につかる楽しみのほうが大きい。
いつも定宿にしているのは、仲間の一人Kさんの知り合いである「お宿はぎ原」である、ご主人が定年退職してから始めた民宿で老夫婦二人で切り盛りしている。
草津温泉は湯量が豊富であるから、たとえ小さな民宿であっても源泉の賭け流しの贅沢さ。たとえ風呂場は小さくとも、大ホテルの湯質とは変わらない。いやむしろ小さい風呂場のほうが源泉に身体が触れる機会が多いであろう。
宿屋のおやじさんが現在85歳、おかみさんが83歳。民宿の仕事は忙しい、おかみさんはもっぱら料理を作る、力仕事はおやじさんの仕事、この仕事があるから私たちは元気でいられるといつも話している。
ただ一つ気になるのは、たとえ仕事であるからと言って85歳の人に布団をひいてもらったり、83歳の人に料理を作ってもらうとは申し訳ない、それを言うと「お客さんが来てくれなければ私の商売あがったり」と笑いとばす。
私らはたとえ歩けなくなっても。この二人が丈夫であるかぎり、またここえ来ようと決めている。