たまご屋おやじの独り言 エコ自動車

私が車の運転免許証をとってからもう58年になる、18歳の高校生の時であった。
最初に乗ったのは貨物用の自動三輪車で「ミズシマ」号と云った。家で養鶏用の飼料を運ぶためにそれは購入したもので、それまで人力のリヤカーで運んでいたから、これは我が農場にとっては画期的なことであった。はじめて新しい「ミズシマ」号が届いたとき我が家は大騒ぎしたのを覚えている。
三輪車が四輪車になっても貨物用のトラック時代が長く、結婚まえカミさんとのデートもそのトラックでした。
子供が増えるとトラックの座席には乗り切れなくなり、バン型の乗用車に切り替えた。
そうこうしている間に、私もめでたく後期高齢者になってしまった。
私の住む深谷市の農村部では高齢者が自立して生活していくために、自動車は必需品である、80歳を超えても皆立派に運転している。事故を起こす心配から、若い者に運転を止めさせられた爺さんが、たちまちボケてしまったという話もある。
私は最近まで10年間乗っていたバン型でホンダのオデッセイを、トヨタの「AQUA」に乗り換えた。これはコンパクトな車でガソリン1Lあたり30Km走るエコ自動車とのふれこみだ。ところが私が運転すると20Kmそこそこ、マニュアルを読んでみるとエコ自動車にはそれなりの運転の仕方があるらしい。
この58年間をみても日本の自動車産業の進歩には驚く、今回新しい車に乗ってみてまったく別次元の車だと気がつく、楽しみが増えた。

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