これほど沢山の鰆(さわら)や鰹の刺身を食べたことはない、それも一切れが口に入りきれないほど大きく、そして美味い。
先日、カミさんの親戚である藤枝市の旧家に泊めてもらったとき、当主(80歳)の運転する車で御前崎魚港の魚市場に案内された。
私たちが名物の「しらす」を買い込んでいる間に、当主はその晩の来客と家族が食べる魚を仕入れていたらしい。
家に帰りつくと、大きな流し台に丸のままの大きな鰆、鰹、金目鯛などが取り出され、当主が自分で包丁を取った。
刺身用は短冊に身を切り出し、最後に一口用に切りそろえた。
いや見事なものである、一切れが大きすぎるのを除いては、、、。
大きい金目鯛はそのまま奥さんによって生姜とともに煮付けにされた。
少々食べ過ぎたせいか、当分の間魚を食べなくてもすむ。