たまご屋おやじの独り言 敬老会

 9月11日、深谷市岡部地区の敬老会があった。昨年までは岡部地区(旧岡部町地区)の敬老会は地区の公民館で二回に分けて行われていたが、今年は老人たちが増えたのか、合理化?のためか、地区内にある埼玉工業大学の講堂を借りて一回ですますことになった。千人ちかく入るさしもの講堂も老人たちで一杯となっていた。
私は市の敬老会には一度も出たことはなかったが、どういう風の吹き回しか、私に喜寿(77歳)の代表として、祝い金の目録を市長から受け取って貰いたいとのこと。私は祝い金に眼がくらんで気軽に引き受けた。
会場の一段高い演壇には、市長、国会、県会、市会議員その他市の要職の方々がずらり。
会場の最前列に椅子が二つ、一つは米寿(88歳)の女性用、もう一つは喜寿の私が座った。卒寿(99歳)の方は体調の加減で出席されなかったが、隣に座った88歳の女性は元気そのもので私のほうが負けそうであった。
型どおり式は進み、祝い金の授与となった。名前を呼ばれてハイと答えその場で立ち上がる、すこしヨロヨロする。市長が壇上から降りてきて、なにやら大きめの目録をくれる、お辞儀してから会場の皆さんのほうに向き直り、たしかに受け取りましたよと、それを差しかざす。
あとは議員の先生方の挨拶が長く続く、参加者たちはこのあとの余興が楽しみだから、じっと我慢する。