先日 埼玉県比企郡嵐山町ににある日本赤十字社埼玉県支部旧社屋(築後114年の西洋建築)で行われたジャズピアニスト山下洋輔のコンサートにカミさんと娘とともにでかけた。
そこは自宅から車で30分の所にある。
私は今から20年以上まえに彼の演奏会に行ったことがある,その時の彼はピアノの鍵盤に肘を打ちつけるほどの激しい弾きかたで強烈な印象が残っている。
その彼もすでに75歳をこえているはずだ、激しい弾き方こそ影をひそめたがジャズにかける情熱は失っていない。
演奏の合間にする彼のスピーチには味がある。
ところでこの演奏会の行われた会場の旧社屋は埼玉県を代表する明治時代の洋風建築で、実は山下洋輔さんの祖父が設計したものである。
その由緒ある建物で演奏できたことは洋輔さんにとってお爺さんとの思わぬ邂逅となったはずだ。
尚、この演奏会は社会福祉法人 昴 が企画された。