たまご屋おやじの独り言 香川県お遍路あとがき3 俳句茶屋

 71番札所弥谷寺(いやだにじ)の険しい石段のふもとに俳句茶屋がある、親爺さん手作りのところてんを300円で食べさせてくれる。
ここには遍路する人たちが残した即席の俳句が残されていて、何語かわからない外国人によるものも多い。
親爺さんと話がはずむ。
なんでもこの店は100年以上続いており現在で三代目、お遍路さんにに会うとなにか悩み事をかかえているかどうかすぐ判るという、それをここで吐き出してもらい少しでも楽になってもらう、また日本中のみならず世界中から人が来てくれ話をしてくれる、面白い仕事だと思うと話していた。
遍路道はいろいろな人たちによって支えられている。