たまご屋爺さんの独り言 食べる  その三

たまご屋爺さんの独り言 食べる  その三

 

 歳をとって食べることにしか興味がないのかと思われるのでぼつぼつ切り上げるとしよう。

 

 半年ほど前私の娘の一人が妙な調理用容器を買ってくれた、それは「REKUE」といい高温の蒸気で蒸すシリコン製でブヨブヨした感じがするものであった。

これに野菜、肉、魚その他何でも入れて後は電子レンジでチンするだけで良いと云う。

年老いた父母がこん炉の火を消し忘れ大事になることを気遣ってのことらしい。

 

私は白状するが結婚以来自分で料理らしい料理をしたことがない、運の良いことにすべてカミさんまかせで来られた。

ところが2年ほど前カミさんに右腕を骨折された時には慌てふためいた。

 

今はこの容器を使って一人でいろいろな食材を試している、特にこれを使って野菜類を多く食べるので腸のほうも機嫌がよろしい。

 

コロナ肺炎で年寄りは家に籠って居ろという、それも身体に悪いので近くのふかや緑の王国を歩いてきた。
しだれ桜が咲き始めていた