たまご屋爺さんの独り言 鐘撞堂山の愉快な仲間たち (二)

たまご屋爺さんの独り言 鐘撞堂山の愉快な仲間たち (二)

 

今年(2020)の元旦以来、残念ながら私は鐘撞堂山に一度も登っていない。

その代わりに家のまわりの櫛挽開拓地をウロウロと歩いている、それも2本の杖をついて、、、。

 

鐘撞堂山に登っていたときは見晴らしの良い頂上にある鐘を一突きし、辺りに人がいないのを見届けてから大声で調子っぱずれの般若心経を唱えていた。

「山の上で変な声がする」そのことがきっかけで親しくなった深谷市武蔵野の飯島恒好さんがいる。

 

彼の鐘撞堂山登りは並みではない、その彼が先月埼玉新聞2020/11/23)に大きく取り上げられたのである、それは彼がついに5000回登頂を成し遂げたのだ。

今72歳の彼は会社員の時代から現在にいたるまでの16年11ヶ月をこれにかけている彼は筋金入りの山男で奥さんにも優しい良い男である。

 

彼との古いメール(2012/11/06)のやり取りを調べてみると、「鐘撞堂山5000日チャレンジ! 飯島恒好 記録開始 2004/01/01」と書いてあった、彼はその記録をつけることを現在に至るまで続けているのだ。

 

私が山に行かなくなっても彼との縁は続いている、まことに山の縁とは不思議なものだ。