暑いですね ヒマワリの花が咲いていました。
たまご屋爺さんの独り言 1ドル=360円時代 20220625
昨今の円ドル相場を見ると1ドル=134円前後の状態で円安だと云われる、確かに日本の経済は以前に比べ力を失っているのであろう。
現在日本は人間のみならず家畜の食糧まで海外に依存している、円の購買力が弱くなるとたちまち日本の食糧品、家畜の飼料の値上げにつながる。
そこでたとえ「たまご屋」であっても円ドル相場に神経をとがらせてきた。
私は「1ドル=360円」時代のことを覚えている。
なぜなら1960年農業実習生として、8ヶ月ほどアメリカ加州の養鶏場で働いていたことがあるからだ。
当時日本人が海外に持ち出せる外貨(ドル)には制限があり、円は固定定相場制であった。
1960年頃の日本といえば、大学卒の日本の初任給が12000円前後であった。
ところがアメリカの農場労働者の給料は円に換算して10倍以上で、これには驚いた。
当時まだ日本にはスーパーマーケットはなくそこを初めて訪ねた時、食料品の豊かさと品質の良さなどの驚きは今でも忘れない。
その時アメリカの豊かさと我が国の貧しさを実感した。
その時から60年以上経った。
その間日本人は懸命に働き経済の高度成長を経て先進国の仲間入りが出来た、何事も良いことは続かず現在はソ連のウクライナ信仰などなど悪いことが続出している。
「悪い時はただじっと耐えて次のチャンスを待つ」と私の良き先輩たちは教えてくれた。
「悪い後は必ず良いのだ」と。
櫛挽(深谷市)にて