たまご屋爺さんの独り言 細胞農業? 20221001

こんにちは もうすぐブロッコリーが食べられる。

 

たまご屋爺さんの独り言 細胞農業? 20221001

 

日経新聞の電子版を見ていたら「細胞農業」という私には見慣れない言葉にぶつかった。

興味があったので良く読んでみるとそれは培養肉のことを云うらしい。

 

培養肉とは牛豚鶏魚の細胞をアミノ酸溶液で培養し人工的に肉類を作り出すことを云うし、肉そのものだ。

すでにシンガポールでは鶏の培養肉で作られたチキンナゲットが販売されているとのこと。

 

「培養卵」のことについては私どもにとっては幸い話題にもなっていないが将来のことはわからない。

ところが代替卵は既に日本製のものが出回っている、その代表がマヨネーズで有名なキューピー社の「ほぼたま」である。

これは豆乳など植物性の原料で作られるが、まだ業務用が主でそのうちに一般のマーケットにも出回ることであろう。

卵アレルギーのある人たちやベジタリアンにとって大歓迎されるに違いない。

 

代替卵は見かけや味は卵に近いが本物の卵とその栄養成分はまるで違う。

本物の卵には一羽のヒヨコを生み出すのに必要なすべての栄養素が詰め込まれているが、代替卵はそうはいかない。

卵は卵なのだ。

 

櫛挽(深谷市)にて