聖書

新約聖書をボツボツと読みはじめてから一年がたった。
朝おきて顔を洗い自己流の体操とストレッチをしてから、まずお茶を一杯いただく、すこし頭がはっきりしてきたところでやおらぶ厚い聖書を開く、時間にして約5分前後、1-2章節を読む、それから朝飯にとりかかる。

こんなペースだからちっともはかどらない、毎朝几帳面にというわけにもいかないからさらに時間がかかる。
私が特別信心深いからそうしているのではなく、いままで断片的には読んだことがあるが最初から終わりまで通しで読んでみたかっただけの話である、それも時間をかけて。

私の手持ちの聖書は新約聖書が約500ページ、旧約聖書が約1500ページある、いまやっと旧約聖書にとりついたところであるから、このペースで行くと読み切るのにあと3年かかる。

不思議なことに飽きっぽい私が途中で投げ出さずにそれを続けていることである、それどころか新約聖書を曲がりなりにも読み通したところ、これを理解するには旧約聖書を読まねばならいことが分った。
読み始めてみて旧約聖書は物語性があって言葉は適切でないが面白い。

時代の風雪に耐えた古典には人の知恵がつまっている、今迄いろいろと雑読を繰り返してきたがだんだんとその手の本に興味がいく。