地元、櫛挽老人会の会合で鐘撞堂山のつつじの花がもう咲いている、いやまだ咲いてないの議論がはじまった。まだ桜も咲いてないのにつつじが咲くわけがないと一方が言い、他方俺はじっさいに見たのだという。それでは調査隊を出そうとなり、次の日、櫛挽で一番植物に明るい植木屋の典ちゃんこと神岡さん８４才と私が山に登った。道すがら春蘭とヤブ蘭の見分け方、咲いてるカタクリの花を見てはその根には澱粉があり、それが本当の片栗粉だなどなど、、、典ちゃんの話はつきないし面白い。
鐘撞堂山には山つつじが多い、登山道に沿ってもたくさん見かける。たしかに赤い花がさいている、だがほんの一部でよい土地に恵まれた株に限られるようだ。
賑やかな櫛挽老人会の会合
植物のことはなんでも判る典ちゃん８４才
たしかに赤い山つつじの花が咲いていた
