鐘撞堂山の頂上を目指すには、私がいつも利用している谷津池の駐車場から3ルートある、南・西・そして北コース。
私が好きなのは南コースを登り、帰りは北コースで下山する。
人好き好きなのだが、それを組み合わせると9種類のコースを選択できるから面白い。
コース案内板にはこの3コースのみ紹介されているが、正確にいえばもう一つある。
ふだんあまり人の通らない獣道のようなところで、私たちは勝手に谷コースと云っている。
ほかのコースはどれも尾根道が含まれるが、この谷コースは山の間のみを通り、いつも暗くてじめじめした感じで、時期によってはヘビなどが多い。
先日、この山のベテランOさんが、嬉しいニュースを知らせてくれた。
Oさんは一年中この山の頂上から、日の出の写真を撮り続けている猛者だ。
山コースの谷川沿いにイチリンソウが咲いてるという。
さっそく、いつもは通らない急な坂道を下った、そこには他のコースでなかなか見られない可憐な白い花があった。
こんな些細なことがとても嬉しい。