たまご屋おやじの独り言 「コレステロール摂取の心配は不要、米指針

 たまご屋には嬉しいニュースである。

これは2015・2・20のCNNニュース日本語版に載ったもの

http://www.cnn.co.jp/usa/35060705.html

[これまで米国のガイドラインでは、コレステロールの摂取は1日300ミリ以内に抑えることを勧告してきた。

2015年版のガイドラインにはこの勧告は盛り込まない。

食事によるコレステロールの摂取と血清(血中)コレステロールの間に特段の因果関係はないことが実証されている。

コレステロールは過剰摂取を懸念すべき栄養素とは見なさないと明記している。

コレステロールはこれまで50年以上の間、米心臓協会なども警告の対象としてきた。しかしクリーブランドクリニックの心臓血管専門医、スティーブン・ニッセン氏によれば、「飽和脂肪とコレステロールを制限しなければならないという考え方のために、米国人はバランスの取れた食事から糖分の多い食事へと移り、食べる量が増えてさらに太った」]


これまで米国はコレステロール含有量が多い鶏卵を目の仇にして、それを食べないようにしてきた。

そのため1960年代初期、米国人は鶏卵を年間一人あたり350個以上食べていたのが、2010年代初期は230個前後に減少した、しかしその間大幅に健康状態が改善されたわけではない。


一方、日本では1960年代の初期は現在の三分の一の100個前後から、今は330個前後に増加している。その間健康状態が良くなったことはご存知のとおり。
もちろんそれは鶏卵の量が増えただけでないが、先進国で唯一卵をたくさん食べる日本の食生活全体が見直されている。