たまご屋爺さんの独り言 感受性
ビジネス関係の本を読まなくなってもうしばらくになる。
正直言ってその手の本に興味を失っていたのだろう。
ところがどこで目に止まったのか定かで無いが、「小倉昌男 祈りと経営: ヤマト(宅急便の父)が闘っていたもの」小学館
という本が気になっていた。
この本は森 健著による小倉昌男氏の人間ドキュメンタリーである。
取り寄せて読んでみる、たちまち引き込まれてしまった。
読んでいて涙がでるどころか思わず嗚咽してしまった、隣にいたカミさんが「あなた泣いてるの、笑ってるの?」とからかわれる始末。
本を読んでいてこんなことになるのは珍しい、ましてビジネス書において。
まだ若い感受性が残っていると喜ぶべきか、ただ単に年を取って涙もろくなったのか、自分では分からない。