たまご屋爺さんの独り言 「地球交響曲第三番」


たまご屋爺さんの独り言 「地球交響曲第三番」

 先月末、東京銀座松屋で「星野道夫の旅」写真展を見て以来、すっかり彼の魅力に取りつかれてしまった。

幸い私には時間がある。

まず彼のエッセイ「旅する木」を読んだ、その後ノコノコと東京後楽園の近く見樹院さんの本堂に出かけ、そこで上映された彼の活動を描いたドキュメンタリー映画地球交響曲第三番」を観た。

観客は50人弱で、映写後有志の人達がが残り興奮醒めやらぬままそれぞれが勝手に感想を喋り出した。

この席には、私に彼の写真展を紹介してくださった86歳のH氏夫妻も居られて、一番元気よく発言されていた。

つい先ほど彼の絶筆となった「森と氷河と鯨」を読み終えた、本にせよ映画にせよそれらは人をなんとも云えない幸せな気持ちにさせる。

不思議な魅力だ。