たまご屋爺さんの独り言 「日本国紀」
歩き仲間Kから面白い本を借りた、百田尚樹の「日本国紀」である。
私は百田の本を読むのは初めてで、それは500ページもあり日本の歴史のこと が書いてあると云う。
私は本を読むとき悪い癖があり、気になった箇所を鉛筆で書き込みをする。
今回のように借りた場合には、それが出来ずメモ用紙に書き本に挟んでおく。
我が国の歴史については、体系的に学んだのは学生時代でそれも暗記中心であり、あまり面白いものではなかった。
ところがあに図らんや、この本は人を飽きさせない。
我が国二千年の歴史をわずか一ヶ月以内で読み通すことができた。
とくに明治維新以降から現在に至るまでの我が国の激変ぶりは凄まじい。
それは私自身、両親、そして祖父たちの生きた時代だ。
恥ずかしいことに、私はその時代に起きたことを知らなさ過ぎた、そのことをこの本は私に突きつける。
同時に現在平成の時代が終わろうとしている時、我々はなにをしなけれなならぬかを問う。
久しぶりに骨のある本に出会えた。