たまご屋爺さんの独り言 画狂老人 北斎

たまご屋爺さんの独り言 画狂老人 北斎

 

 私は北斎(1760ー1849)の絵が好きだ。

 

最近、東京六本木ヒルズ森美術館でその展覧会があったので早速観に行った。

 

記録によれば、前回2005年東京国立博物館、2008年江戸東博物館と同じく「北斎展」を観たことになっている。

 

何度観ても飽きない。

 

彼は90歳まで絵を書き続けたので、その作品は膨大になる。

 

作品は国内に在るのみならず、海外にも点在しているので展覧会ごとに新しい作品に出会える。

 

江戸時代に生きた北斎天明天保の大飢饉の時代を生き抜き、しかも最後まで現役で絵を書き続けたスーパーマンである。

 

最晩年自ら改名し「画狂老人」と名乗った。

ちなみに彼の辞世の句は 「人魂(ひとだま)で 行く気散じや 夏野原」。