パソコン老年組

私にとってパソコン師匠の一人である浅田さんからMailが届いた。”Chicagoに行ったそうだが、その街の歩いたところをもう一度パソコン上で歩いてみたら、、、”と変なことが書いてある。そしてそのアドレスが書かれていた。どうやらこれはいつも重宝している検索サイトGoogleの地図版であるらしい。

私は若い時からどういうわけか地図を眺めるのが好きであった。仕事とも関係があって、国土地理院の五万分の一の地図を買い込み、それを眺めては実際にそこを訪ねるのが一つの楽しみであった。現在私の住んでいる櫛挽開拓地も最初は地図上でずい分広いところがあるもんだと思い、実際に来てみて一目ぼれしてしまった。

いまはもっぱらパソコン上でいろいろな地図を見つけ出し楽しんでいたが、浅田さんの教えてくれたGoogle Maps は不勉強にも初めてだ。早速覗いてみて正直言って驚き、興奮した。検索窓に世界中の見たい地図の住所を入れると、Chicagoであろうが櫛挽であろうが直ちにその地図が現れる。しかも縮小拡大自由自在なのだ。しかもサテライトからの写真がついていてその分解度は素晴らしい。歩き回ったChicagoの摩天楼もひとつひとつわかるし、櫛挽の私どもの農場まで写っている。

また新しい楽しみを見つけたのはいいが、パソコン老年組の私にはこれ以上画面を見ていると眼がショボショボになってしまう。だが地図の誘惑には勝てない。