スキャナー 二

栗の実

*スキャナー 二

すこし前のことだが、カトマンズーに居るとき調子にのってインターネットカフェでアクセス出来たことが嬉しく、まるで魔法使いになったようだと騒いでいたが、これをメールまたはブログで見ていた人たちが「危ない、危ない」と忠告してくれた。

知らないということは恐ろしいことである、なんでもこのインターネットカフェというのは曲者で、ここでは他人のPCを借りネットにアクセスし自分用のWEBメールをみるために自分のパスワードを入力しなければならない、なんの疑いもなくそれをしてしまった。

世の中悪い奴がいるらしく、このパスワードを秘かに盗み悪用するのだそうだ、自分の被害だけでなく、他人にも被害を及ぼすと聞いてこちらは震えあがった、少しでもPCを扱う人にとっては常識のことらしい。
なにせ悪性のウィルスによってこちらはひどい眼にあったばかりだ、これが原因で他人さまに迷惑をかけたら謝っても謝りきれない。

早速、忠告にしたがってパスワードの変更をした、ことごとさように私の「知らないぶり」を見ていてアドバイスをくれる若者(私より若い)がいてくれる、有難いことだ。
今回のスキャナーを買い入れたまでは良かったが、使うに手間取っていると、すぐ応援してくれる、お蔭さまでいまでは順調に動いている。

ネットの楽しみはさることながら、それ以上にネットによって出来る新しい仲間とのやりとりはさらに楽しい。