たまご屋爺さんの独り言 傘寿 スクエアダンス

たまご屋爺さんの独り言 傘寿 スクエアダンス


 今から15年まえ脳梗塞で倒れた時、リハビリでスクエアダンスを始めた。

カミさんが嫌がる私を無理やり引っ張りだした。

このダンスは一組8人でやるチームダンスで、コーラー(音頭取り)の掛け声にしたがって踊る。

各掛け声には踊りの形があって、コーラーの掛け声によって踊りは次々と変化してゆく、緊張していないとついていけない。

始めた時は、こんな簡単なと思う事ができなかった。

自分ができないで失敗すると、そのチームの踊りの体型が崩れ皆に迷惑をかける。

なかには意地の悪いチームメイトがいて、ジロリと睨む。

何度か止めたくなったが、リハビリだと思って堪える。

ところが、今になってみると止めなくてよかった。

頭は使うし、若い(?)婦人の手は握れるし、それに運動にもなる。

それとメンバーとの交流も楽しい。
いつのまにか、どこのスクエアダンスのパーティに行っても一番年寄りになってしまった。