たまご屋爺さんの独り言 喜多院の桜
桜の花が咲くと嬉しい。
年をとっても若い時でもこれは変わりがない。
だがその感じ方が違う。
私の場合、若い時はただ綺麗で嬉しいだけだったが、年をとるとそれが「しみじみ」
と嬉しいのだ。
若い時はこの時期桜の花が咲くのは当たり前であり、これからもずっと続くと思っていた。
ところが最近はそうもいかない、あと何回これが見られのだろうとなった。
それが「しみじみ」の原因であろう。
昨日、たまたま川越市の喜多院に行く機会があった。
このお寺は徳川家康と縁があり由緒あるお寺である、その客殿から見る枝垂れ桜の花は見事に咲いていた。
この桜の花はそれこそ永年にわたり、さまざまな思いを込めた人々を喜ばせてくれたに違いない。