たまご屋爺さんの独り言 アフリカ豚コレラ 最近の動き

たまご屋爺さんの独り言 アフリカ豚コレラ 最近の動き

 

 この問題については過去何度か触れている。

たまご屋の私が何故豚の病気に気を付けているのか、実は大いに関係がある。

 

アフリカ豚コレラは瞬く間に中国全土に感染は拡大し、コントロールのめどがたっていない。

それどころか隣国のヴェトナム カンボジアなどにも広がっている。

 

最近のロイターニュースによれば、「専門家の推計では、中国の豚肉生産は今年中国の豚肉生産は今年、約3分の1相当の1800万トン減少する見通しだ。

これは世界の豚肉輸出の2年分、米国の豚肉消費量の約2年分に匹敵する。」

 

中国の人たちとって豚肉は一番大事なものだ、これが無くなると社会不安を起こしかねない。

不足分は輸入に頼らざるをえない。

 

「米中貿易摩擦が起こった当初、米養豚農家は世界中で中国以外の輸出先を探し回る羽目になった。

しかし中国でのアフリカ豚コレラ感染拡大により、今年後半から来年に向けて中国市場への輸出機会が広がるとみて、今では手ぐすねを引いている。」

 

世界的な肉資源の変調とそれにともなう飼料事情の変化は、われわれたまご屋のみならず日本中の消費者の皆さんに影響を及ぼすことになる。

 

小山川(本庄市)歩き 土手にヤブカンゾウの花