たまご屋爺さんの独り言 鶏

たまご屋爺さんの独り言 鶏

 

 近くのAさんは酪農家であるが、好きで鶏を2羽自分の庭で飼っている。

鶏の寝る小屋はあるが、その鶏は日中ほとんど回りの庭や畑で過ごしている。

 

このご時世で高齢者はなるべく家に居るようにしているが、我慢ならずいつもの田舎道を散歩に出る。

 

Aさんの家はその道筋にある、私がその前を通りかかると何処にいたのかその2羽の鶏が私を見つけ先を争うように私の元に駆け付けじっと私の顔を見る。

 

何故なら私のポケットにいつもパンくずが忍ばせてあるからだ。

 

例え鶏であっても私を待っているものがいるのは嬉しい。

 

写真は後でupします。